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カーリースとレンタカーとカーシェアリングの違いは?わかりやすく比較!業者会社も
車を購入するのと同様、3年から9年の間自由に車に乗ることができるカーリース、希望の日時に車をレンタルするレンタカー、最短15分からが利用でき短時間での利用が目的のカーシェアリングなど車の利用方法が多様化されてきました。
「車を借りる」という点では、カーリースやレンタカー、カーシェアリングは同じなのですが、それぞれのサービスの特徴は大きく異なります。
ほんの少し前までは、車は購入して所有するものという価値観でしたが、今ではその価値観に変化が現れています。
カーリースとレンタカー、カーシェアリングの違いを詳しく解説します。
カーリースとレンタカーとカーシェアリングの違いを解説
今ではマイカーを持たなくても、カーリースやレンタカーといった方法で車を利用することが可能です。
カーリースやレンタカー、カーシェアリングの違いやそれぞれの利用方法を見ていきましょう。
カーリース、レンタカー、カーシェアリングの違い
同じ車のレンタルサービスですが、カーリースやレンタカー、カーシェアリングの特徴やメリットはそれぞれ異なるものです。
それぞれのサービスの違いを詳しく解説します。
ガソリン代 | 車庫 | 任意保険 | |
カーリース | 自己負担 | 必要 | 要加入 |
レンタカー | 自己負担 | 不要 | 加入済 |
カーシェアリング | 利用料金に含まれる | 不要 | 加入済 |
カーリースは自分の車と同様に扱うことができる
カーリースは、3年〜9年の長期間車をリースして利用するサービスです。
これまでは主に、法人向けサービスとして利用されることが多かったのですが、近年では個人向けカーリースの利用者も増加してきました。
車の購入と同様、新車を自分の車としてリースでき、自分の車と同様に365日24時間乗ることができます。
自動車税や車検代といった費用はリース料金に含まれていますが、駐車場や任意保険は利用者が準備しなければなりません。
カーリースはマイカーではなく、レンタカーに近いものですがナンバープレートは「わ」ナンバーではなく、通常のナンバーです。
一般的に、リース期間が終了すると車の返却もしくは再リースの選択になりますが、リース終了時に契約満了となり自分の車にできる場合もあります。
極めてマイカーに近い感覚で、24時間365日車に乗ることができるというのが、カーリース最大の特徴です。
利用期間 | 3年〜9年が一般的。
365日24時間いつでも利用可能 |
料金形態 | 毎月定額 |
ガソリン代 | 自己負担 |
自賠責保険、車検費用、定期点検費用 | 毎月の料金に含まれる |
任意保険 | 利用者が加入 |
駐車場 | 手配が必要 |
想定されるシーン | 車購入と同様、自由に車に乗りたい場合 |
◎参考:オリックスカーリースオンライン公式ホームページ
https://www.carlease-online.jp/
レンタカーは決まった時間内で利用可能
レンタカーは、事前に申し込みをした一定時間内で車が利用できるサービスで、利用時間や車種、レンタカー会社によって料金は異なります。
自賠責保険や車検費用や定期点検費用が利用料金に含まれているのはカーリースと同じなのですが、レンタカーは任意保険も利用料金に含まれているというのが特徴です。
利用シーンに合わせて車と時間を選べるため、マイカーを持つことなく必要な時だけ利用できるのは大きなメリットですが、週末や大型連休などは多くの人がレンタカーを借りるため、レンタカーの在庫がなくなる可能性もあります。
複数人数で一台の車を利用するため、利用したいときに希望の車種が使えない場合があるというのはデメリットといえるでしょう。
利用期間 | 数時間〜数日
一般的には6時間以上 |
料金形態 | 利用時間分の支払い |
ガソリン代 | 自己負担 |
自賠責保険、車検費用、定期点検費用 | 利用料金に含まれる |
任意保険 | 利用料金に含まれる |
駐車場 | 不要 |
想定されるシーン | 休日を利用した小旅行など |
◎参考:日本レンタカー公式ホームページ
https://www.nipponrentacar.co.jp/
カーシェアリングは短時間での利用ができる
カーシェアリングは15分という短い時間から車を利用できるサービスで、30分〜1時間くらいの短時間の車の利用を想定したサービスです。
日々の生活で少しだけ車を利用したいときに活用でき、料金は利用時間や走行距離によって加算されます。
カーリースやレンタカーと違いガソリン代が利用料金に含まれており、自己負担ではありません。
車は駅や町中の「ステーション」と呼ばれる駐車場に駐車してあり、会員カードをかざして車を解錠して利用します。鍵を店舗に取りに行く必要がないため、非常に便利なサービスです。
タクシー代わりに数百円から車を利用できるため、マイカーを所持せず必要な時だけカーシェアリングを活用するという使い方をする上級者もいます。
利用期間 | 30分〜1時間程度の短時間を想定 |
料金形態 | 利用時間+走行距離+月会費 |
ガソリン代 | 利用料金に含まれる |
自賠責保険、車検費用、定期点検費用 | 利用料金に含まれる |
任意保険 | 利用料金に含まれる |
駐車場 | 不要 |
想定されるシーン | 日常の買い物など、ちょっとした時に |
◎参考:タイムズカーシェア公式ホームページ
https://share.timescar.jp/
マイカーを購入とどっちがお得?
マイカーを所持する場合、当然ながら車の維持費が発生します。
マイカーを購入すると、1年目にかかる費用は
・車両代の頭金
・登録費用
・取得税
・重量税
・自賠責保険
・整備費用
・任意保険料
・自動車税
といったものにくわえ駐車場の費用なども発生するため、合計すると数百万円にのぼります。
1年目だけでなく2年目もローンや任意保険料、さらにはメンテナンス費用がかかるため
大きな出費です。
カーリースやレンタカー、カーシェアリングの場合は、自賠責保険や車検費用、定期点検費用は料金に含まれているため、マイカーと比較して負担は少なく済みます。
頻繁に車を利用しない場合は、マイカーを購入するよりもカーシェアリングやレンタカーでやりくりをする方が、結果的にお金を使わずに済む可能性が高いです。
カーリースやレンタカー、カーシェアリングの利用方法
カーリースやレンタカー、カーシェアリングは利用方法がそれぞれ異なり、スマホアプリからも申込は可能です。
3つのサービスの利用方法を詳しく解説します。
カーリース | 店舗/公式サイトから申込
審査に通過すると電話もしくは郵送で契約 |
レンタカー | 店舗/公式サイト/電話で申込
予約した日時に店舗へ向かい、車を引き渡し スマホアプリ対応可能 |
カーシェアリング | 公式サイトから申込
希望時間の空車を検索し、直接車を引き渡し スマホアプリ対応可能 |
カーリースの使い方
カーリースの利用方法は各カーリース会社によって異なりますが、代表的なカーリースの利用方法を解説します。
オンライン見積もり
まずはカーリース会社の公式サイトから、希望車種やグレード、リースプランなどを選択して見積もりを行います。
カーリースは、利用者が希望する車種や使用にてリース会社が車を購入して、利用者専用の車として契約期間中車をリースしてくれるサービスです。
まずは自分が希望する車種やグレード、利用目的をしっかりと伝えましょう。
リース審査
カーリース契約には、リースの審査があります。審査が完了して無事に通過したら、契約書が郵送で送られてきます。契約書を送付したら契約完了です。
自動車販売店より連絡
リース契約した後は、リース会社から自動車販売店へ車を発注します。自動車販売店から連絡があり、必要書類などの対応をすすめます。
納車
自動車販売店から、自宅へ車が納車されます。
契約完了から納車まで、おおよそ1ヶ月〜2ヶ月程度かかります。
納車されたあとは、マイカーと同じ要領で車を利用することができます。
ここで注意しなければならないのが、車の走行距離。
カーリースではあらかじめ年間走行可能距離が定められており、決められた距離以上を走ることができません。
決められた距離以上を走ると超過料金が発生することもあるので、注意しておきましょう。
レンタカーの利用方法
レンタカーを利用する際は、まずはじめに予約をしなければなりません。
希望の日時や車種などを伝え、車を予約します。
予約
・インターネット予約
・電話予約
・店舗予約
の3通りの方法がありますが、近年ではスマホアプリから最寄りのレンタカー店を比較検索できる便利なアプリなどもあります。
・たびらい:http://www.tabirai.net/car/
・レンタカードットコム:https://www.web-rentacar.com/ja
車の受け取り
予約をした後は、利用当日の予約した時間までに車を受け取りに行きます。
その際、貸渡契約書の記載やキズの確認などを店舗スタッフと一緒に行い、車を受け取ります。
車の返却
車を利用し終わったら、返却店舗にて車両を返却して完了です。
返却時は、ガソリンを満タンにして戻すのを忘れないようにしましょう。
カーシェアリングの利用方法
カーシェアリングもレンタカーと同様、車を借りる前にカーシェアリングサービスの会員になる必要があります。
会員登録
まずはじめに、希望するカーシェアリング会社に会員登録しなければなりません。
登録はインターネット経由もしくは店舗で対応することができます。
クレジットカードや運転免許などのなどの必要情報を入力したあと、本人確認が行われます。
本人確認が完了すると、会員カードが発行され会員登録は完了です。店舗申込の際はその場でカードが発行されますが、インターネット申込の場合は本人確認完了後最短でも5営業日は発送に時間がかかるため注意しておきましょう。
予約
予約はウェブサイトやスマホアプリから行うことができます。
自分が借りやすい場所にあるカーシェアの対象車を検索し、借りたい時間に空いているか検索してください。空きがあればいつからいつまで利用するかを選択します。
時間は最短15分から選ぶことができ、料金も15分で200円程度です。
スマホアプリがある代表的なカーシェアリング
タイムズカーシェア:https://share.timescar.jp/about/service/sp_app.html
カレコ:https://apps.apple.com/jp/app/careco-カレコ-カーシェアリングクラブ/id1439569250
上記2つのカーシェアリングとは異なり、一般のオーナー所有車をカーシェアできるサービスもあります。
車の受け取り
予約時間の前に、車が停めてあるステーションへ行き、車の後部に取り付けてあるICチップに会員カードをかざし解錠します。
カーシェアリングはレンタカーと違い、鍵の引き渡しや傷やへこみなどのチェックがなく、自分で鍵を解錠しすぐに乗車できます。
車のキーは車内に格納されており、車のセッティングが終わったらエンジンをかけて出発です。
車の返却
返却時は元の場所に車を戻し、キーを元の場所に戻して会員カードを使って施錠すれば返却完了です。
ガソリン代金は利用料金に含まれているため、ガソリンを満タンにして返却する必要はありません。
違いを解説!カーリースとレンタカーとカーシェアリングの比較まとめ
カーリースとレンタカー、カーシェアリングの違いについて詳しく解説してきました。
・マイカーリースは、3年以上の中長期で車をリースして利用するサービス
・レンタカー、カーシェアリングは車を1日〜分単位で借りて利用するサービス
・自賠責や車検費用などはすでに料金に含まれるため別途支払う必要がない
・レンタカーやカーシェアリングはスマホアプリから予約ができるものもある
カーリースやレンタカー、カーシェアリングは使い方や料金も違い、それぞれに特徴があります。
車には維持費がかかるため、車が必要ないという若者が都心を中心に増加しています。
自分の経済状況などを確認しながら、自分にあったカーライフを楽しみまし