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軽自動車事情あれこれ

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軽自動車とは

軽自動車、もしくはコンパクトカーは私達の生活に身近な存在です。ロイター通信によると、2013年2月段階での軽自動車販売台数はおおよそ18万5000台になるそうです。同月の自動車販売台数は47万7000台程度だと言われています。自動車販売において軽自動車がいかに売れ筋であるかがよくわかるでしょう。自動車全体の売れ行きが落ちても、企業によっては軽自動車だけが好調と言うこともよく見受けられます。

軽自動車には、タイヤの数が4輪のものと、2輪のものがあります。2輪のものはオートバイのくくりになりますので、私たちが普段軽自動車と呼んでいるのは、軽4輪自動車であると言えます。いまさらですが、軽4輪自動車とはどういったものかを定義してみると、排気量が660cc以下、車体の長さが3.4M以下横幅が1.48 M以下、車高は2M以下、そして乗車できる人数は4人以下のものであると言えます。普通車に比べ居住性(車によります)はそう高くなく、遠距離を移動すると言うより、買い物や通勤など毎日の生活の足として購入されることが多いと言われています。現行制度のもとではナンバープレートが黄色のものが軽自動車です。1910年に生まれ、1950年代にわが国の道路が先進諸国の中ではきわめて狭いことを受けて発達した車両の種類で、普通自動車と軽自動車では税(自動車獲得税、自動車重量税、軽自動車税等)や保険等の費用で大きな違いがあります。代表的な車種としてはトヨタのパッソ、ダイハツノムーヴなどがあります。

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何故軽自動車が好まれるのか

「軽薄短小」字面だけをみると何の悪口かと身構えてしまいそうですが、これはある年代を境にものづくりの面で重視されるようになった事柄です。重いデザインのものが好まれなくなると同時に、技術も発達して、家電等小さいけれど性能が良いものがもてはやされるようになりました。自動車もそのひとつです。

何故、自動車は小さくなったのでしょうか。それにはいくつかの要因が考えらえます。まず、日本の道幅が大変狭く、駐車スペースも狭いこと。欧米では電線や電話線等の架線は地下に配線され、道幅が広くとられている都市が多いのです。それを背景に重厚な高級車が生まれたのでしょう。しかし、電柱など障害物が多くところによっては歩道すらない日本で大きな車を運転するのはやや勇気のいることです。下手すると路地で対向車と鉢合わせして後ずさりする羽目に陥りかねません。

もうひとつ、小型な車が好まれる要因としては、わが国では鉄道や路線バス、航空機等の公共交通機関が発達しており、無理に遠距離の移動をする必要がないと言う事情もあります。車が無いと生きていけない(知人談)北海道などと違って本州の都市部ではがたいがよく、タフな車を必要する人は仕事でもない限りそう多くありません。税制で優遇され、メンテナンスの手間もあまりかからない軽自動車を好む人が多いのも、必定なのでしょう。また、女性も運転するので体格に合った車が好まれるようになったと言うのもここ最近の事情としてあるようです。

軽自動車と燃費

燃費とは、燃焼消費率を略したいい方で、自動車の場合、1リッターの同じ質の燃料で同じ手法で運転した場合、どれぐらいの距離を走れるかを示したものです。トヨタのプリウス以来、車選びは燃費と環境に配慮すると言うのが、時代のスタンダードになりました。昔は排気量が高く、ガソリン代がかかる車に普通に乗ることができましたが、今現在それを堂々とやってしまうと「地球に配慮しない心無い人」と言うレッテルを貼られかねません。BMW、メルセデスベンツ、フォルクスワーゲン等日本人が好む外国車のブランド、軒並み環境性能が高い車の開発に取り組んでいます。少なくとも、今、燃費の高い車は日本では高く売ることが難しいようです。あなたの車は如何ですか。

車種にもよりますが、軽自動車は一般的に燃費が比較的良い車両だと言われており、それが人気の要因のひとつになっています。市場ではダイハツのムーヴや、スズキのワゴンR等の人気が高いようです。インターネットの中古車ガイドなどを閲覧してみると人気の車種は1日単位で入れ替わり、ランキングもサイトによって順位が変わります。自分の車が今どれぐらい人気があるのかみてみるとよいでしょう。

燃費の良さは、運転の仕方やメンテナンスの仕方によっても変わってきます。故障があるまま、またタイヤの空気が抜けたまま運転してしまうと車体に負担がかかるので、その分燃費は悪く、部品の消耗も激しくなります。車の事をよく知って、高値で買い取ってもらえるようにしたいものですね。

自動車と地域色

筆者の知人は荒っぽい運転をすることで身内から知られていました。車はすったり、ぶつけたりした傷だらけ。見かねた知人たちが、高齢を理由に免許の返納を勧めましたが、彼は頑として肯きません。彼が住んでいる地域では、公共交通機関が発達しておらず、車を手放すことで病気の妻の見舞いに行けなくなることを恐れたのです。過疎が進んでいる地域では、本来視力や判断力が落ち、運転を控えた方がよい高齢者がハンドルを握っておられることもままあります。そのため、事故を防ぐ機能(アクセルが強く踏まないと入らないようになっている、車間距離が狭くなるとブザーが鳴る等)の付いた車が好まれます。また、目立つ色を選ぶ人が多いようですね。

それとは対照的に、筆者は今までハンドルなるものを握ったことが1度もありません。鉄道やバスなど公共交通機関が発達し、車を動かすより、切符を買った方が早い地域に住んでいるからです。昔は人が住んでなかった山の手を切り開いたことによって坂が多く、道幅が大変狭い上に入り組んでいると言う特徴もあります。雨の日は車のミラーに歩行者のかさがひっかかります。運送業者は、スムースに荷物を運ぶために2トントラック(通常は4トン)を使います。こういった都市の代表格には、長崎、横浜、神戸等鎖国が終わって開港し切り開かれた土地があります。このような土地ではあまり大きい車は好まれず、小回りがきく車を好む人が多いうえ、比較的まめに乗り換えをすると言われています。ご自分の地域の好みを知って査定を少しでも有利に進めてくださいね。

軽自動車の価格

巷で広く認識されている軽自動車の魅力のひとつに価格が比較的低いと言うものがあります。現在、新車の状態で100万円以下で買える車(2013年3月段階。オプションをつけない場合)としては、ダイハツのミラ、ミライース、マツダのキャロル、キャロルエコ、トヨタのピクシスエポック等があります。ここにはあげていないメーカーも、これに近い価格帯の車を次々にデビューさせています。下手をすると、中古車を買うよりも安い新車が沢山出ているのが、我が国の自動車産業の現状です。勿論、性能や用途は異なりますが、車はただ走ればよい、と思っている人には、選択肢が多く良い時代になったと言えるでしょう。人々の意識も無理してでもローンを組んで高い車を買うと言うよりは少し背伸びをした程度で買える自分の身の丈に合った車を何度か乗り換えると言う考えに変わってきている昨今です。

しかし、乗り換えしやすくなったと喜んでばかりはいられません。新車の価格が下がると言うことは、中古車の価格ひいては査定額もさがると言う事なのです。中古の場合、店頭をみてみると、状態によりますが、20万、30万と言った、サラリーマンのひと月の給与からそうは慣れていない価格の車両が沢山並んでいます。中古車の買い取り相場は、インターネットの中古車買取・査定相場表をみてみましょう。自分が売りたい車の大体の相場が分かるはずです。価格が下がらないようにすることは早めに査定に出すことだそうです。善は急げ。さっそく業者選びを始めましょう。

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